メディメッセージ2011|医療に触れよう。体験しよう。

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厚生労働省 主な死因別死亡数の割合(平成20年)より
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日本人の死亡原因の約60%を占めていることか ら、三大疾病と呼ばれているのが「がん」「脳卒 中」「心筋梗塞」です。 みなさんは、この病気についてどのくらい知って いますか。原因や症状を理解して、一人ひとりが 予防の意識を持つことが大切なのです。

例えば胃カメラや内視鏡は、がんの早期発見や治 療に大きく貢献した医療技術で、患者さんの負担 を軽減するために現在も進化し続けています。 脳卒中、心筋梗塞においても、少ない負担で血管 を検査・治療することができるカテーテルが普及 するなど、現代の課題を解決しながら医療技術が 進歩しているのです。

主な疾病による死亡者数の推移
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1981年(昭和56年)までは、脳卒中などの脳血 管の病気が死亡原因の第1位でした。 以降は「がん」が死亡原因の第1位となり、日本 の人口の高齢化とともに増え続けてきました。 がんの早期発見や治療だけでなく、がんとどのよ うに向き合い、がん患者とともにどのような社会 を築き上げていくべきかが課題になっています。

年間死亡者数 126,944人
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脳の血管がふさがる、破れることが原因で脳が損 傷してしまう病気が「脳卒中」です。 突然手足のしびれやマヒが起こり、言葉が話せな くなったり意識がなくなったりします。 早めに対処しないとマヒや機能の障害が残ってし まいます。症状が重いときには、ねたきりになっ てしまうこともあります。

心臓に酸素や栄養を送っている血管が詰まり、心 臓のはたらきが止まってしまうのが「心筋梗塞」 です。いわゆる心臓発作の状態が起こるため、一 刻も早く血液の流れを回復させなければなりませ ん。 動脈硬化と呼ばれる状態が原因になることが多く、 食生活をはじめとする生活習慣の改善が必要です。


 

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