各コーナーの様子
三大疾病
会場の導入部には、「がん」「脳卒中」「心筋梗塞」についてメカニズムや症状、対処法を知っていただくためのコーナーが設けられました。パネルだけでなく、映像やモデルを使った解説に、多くの人が関心を寄せていました。
胃・大腸の検査
大腸がん・胃がんの早期発見を啓発するために設けられた内視鏡検査、便潜血検査のコーナーでは、新たな内視鏡技術「NBI」が紹介されたほか、胃のモデル、大腸のモデル、検体用のモデルを使って実際に内視鏡の操作を体験していただきました。
臨床検査 運営協力:静岡県臨床衛生検査技師会
医療用の顕微鏡、超音波検査装置、静脈可視化装置、心電図など、本物の医療技術に触れながら臨床検査の役割について知っていただくことができました。
救命救急 運営協力:沼津市消防本部
AED・心肺蘇生のほか、119番通報を体験するコーナーが設けられました。救急車とともに搭載機器も公開され、救急隊員による解説も行われました。
画像診断 運営協力:静岡県放射線技師東部地区会
CT、MRIをはじめ、放射線技師が扱う画像診断技術が紹介されました。がんや脳卒中の様子、コンピュータによって再現された血管や心臓など、医療技術とともにたくさんの画像を見ていただきました。
治療技術 運営協力:静岡県臨床工学技士会
心臓外科や脳外科の手術を中心に、手術室にある装置やドクターが使用する手術用具を公開しました。人工心肺装置、人工呼吸器、手術用顕微鏡、手術用ルーペなど、本物の手術用具に触れていただくことができました。
医師の仕事
ギプスカッター、聴診など、子供たちを中心に医師の仕事を体験していただきました。ギプスカッターの体験では、医療技術の安全性を伝えることができました。
看護師の仕事・記念撮影 運営協力:静岡県看護協会
血圧測定等を実際に体験していただき、看護師の仕事を知っていただくことができました。白衣やナース服に着替えて記念撮影するコーナーも設けられ、未来の看護師を目指す子どもたちや若い世代の方たちからメッセージや質問が寄せられました。
検診予防
体成分測定、動脈硬化測定、ヘモグロビン量測定、肺年齢測定など、検診機器の体験を通じて自分の体の状態を知っていただく機会をつくりました。
食とからだ 運営協力:日本大学短期大学部
生活習慣病を予防し、日頃の食生活を見直していただくために、食材カードを使った食事バランスのチェックを行いました。子供たちだけでなく、大人の方も夢中になって食材カードを探す姿が見られました。
介護・在宅医療
介護する側の立場に立った時、どんなことが待っているのか。実際に体験していただきながら在宅医療、介護に関する理解を深めていただきました。
未来探究 [再生医療][地域の医療技術]
iPS細胞の発明によってさらに期待が高まった再生医療について解説するコーナーが設けられました。また、地域で研究開発が行われている医療技術について紹介し、地域の皆様との交流を図りました。