「浜松ドローン」ドクターとドローンの挑戦!
実験に使用されている本物のドローンを展示
全長1mを越えるドローンは、雨の中でも飛行することができる頼もしい存在。本物の機体を展示し、佐久間病院・天竜川河川敷行われた実験の様子も公開いたします。上空から医薬品を降ろす様子も再現。ぜひご覧ください。
ドローンが医薬品や医療機器を運ぶ!
浜松市の約7割を占めるのが中山間地域。災害が起きた時、山間部における人命救助のために活躍が期待されているのが小型無人航空機「ドローン」。川を越え、迅速に安全に医薬品や医療機器等を運ぶ手段として、実用化に向けて実験が続けられています。
命を救う心臓カテーテルとTAVI(タビ)
心臓カテーテル
急性心筋梗塞から多くの人の命を救っている医療技術が心臓カテーテル。カテーテルと呼ばれる細い管状の治療器具は、動脈の中を通って心臓へ。ドクターの出張教室で実演を行う他、心臓カテーテルのコーナーでは実際にカテーテルに触れて治療方法を学ぶことができます。
普及が期待される高度な医療技術「TAVI」
TAVIとは「Transcatheter Aortic Valve Implantation」の頭文字をとった医療技術で、経皮的大動脈弁留置術のこと。動脈に細い管を通して治療を行うカテーテルを使った治療技術です。
TAVIのシミュレータ映像とともに、実際に使われる医療機器を展示・公開します。
手術室を再現し、医療機器を大公開!
再現された空間に、本物の医療機器を展示
会場内には手術室が再現されます。ここでは腹腔鏡手術の実演やドクターのトークセッションが行われますが、その他の時間は中に入ってご覧いただくことができます。
手術の時にドクターの手元を照らす「無影灯」は、なぜ影ができないのだろう?人工呼吸器や人工心肺装置はどのくらいの大きさ?中に入って、確かめてみてください。
医療環境を変えるAIやネットワーク技術
AIによる細胞検査
医療の分野でもAIに関する研究が進められています。そのひとつが、AIを使った細胞検査。がんが疑われる細胞を見つけるAIが導入されれば、検査を待つ患者さんの数を減らし、より早く治療に入ることができるようになるかもしれません。そのほかにもオンライン診療やVRを使った人体観察など、「ちょっと未来の医療環境」を体感してください。
3Dで体内を映し出す画像ワークステーション
CTやMRの画像を3Dで再現。
体の中を撮影するために必要な検査装置がCTやMRIです。画像診断装置によって、脳も、内臓も、血管も映し出すことができるようになりました。さらに、撮影された画像は「画像ワークステーション」と呼ばれるコンピュータ技術によって3D化が可能。2Dではわかりづらかった血管の形状なども、3D画像によって立体的に把握できるようになります。