メディメッセージ2019 みんなの力を医療の力に

注目の医療技術

医療の未来がみえる!新たな技術や医療の取り組みを紹介します。

リアルなモデルで医療を支える3Dプリンター

細部までリアルな医療用実体モデル

3Dプリンターの技術は医療分野でも活用されていますが、今回注目していただきたいのは「医療用実体モデル」と呼ばれる人体の臓器や血管を再現する技術。CTやMRIのデータから立体モデルに再現が可能で、手術のトレーニングや実験などにも使用されます。会場では、細部まで再現された臓器のモデルや3Dプリンターを展示いたします。

3Dの術野で行うロボット手術シミュレーター!

3Dの術野で行われる手術を体験

今では多くの医療機関で普及しているのが、ロボットを使った手術。手術を行う部分を3Dで映し出しながら行う手術のイメージを、シミュレーターを使って実際に体験することができます。

ロボットを操作

手術を行うドクターは患者さんに直接触れることがなく、離れた場所からロボットの操作を行います。コントローラを操作しながら手術を行う感覚を体験してください。

命を救う心臓カテーテルとTAVI(タビ)

心臓カテーテル

急性心筋梗塞から多くの人の命を救っている医療技術が心臓カテーテル。カテーテルと呼ばれる細い管状の治療器具は、動脈の中を通って心臓へ。皆様の前でドクターによる実演が行われる他、心臓カテーテルのコーナーでは実際にカテーテルの操作を体験し、学ぶことができます。

普及が期待される高度な医療技術「TAVI」

TAVIとは「Transcatheter Aortic Valve Implantation」の頭文字をとった医療技術で、経皮的大動脈弁留置術のこと。動脈に細い管を通して治療を行うカテーテルを使った治療技術です。
TAVIのシミュレータ映像とともに、実際に使われる医療機器を展示・公開します。

3Dで体内を映し出す画像ワークステーション

CTやMRの画像を3Dで再現。

体の中を撮影するために必要な検査装置がCTやMRIです。画像診断装置によって、脳も、内臓も、血管も映し出すことができるようになりました。さらに、撮影された画像は「画像ワークステーション」と呼ばれるコンピュータ技術によって3D化が可能。2Dではわかりづらかった血管の形状なども、3D画像によって立体的に把握できるようになります。

手術室を再現し、医療機器を大公開!

再現された空間に、本物の医療機器を展示

会場内には手術室が再現され、腹腔鏡手術の実演や情熱医療トークライブ行われます。手術の時にドクターの手元を照らす無影灯(むえいとう)をはじめ、麻酔器、心電モニター、人工心肺装置、電気メスなど、手術室の中にある本物の医療機器を配置していますので、ぜひご注目ください。